■占い解説
世の中には実に様々な占いが存在しています。 歴史が古いものから、最近作られたものまで、その種類は数え切れないほどと言っても良いでしょう。 理論的で奥が深い占術から、単純で分かりやすい占術まで、その幅は限りがありません。 ここでは、主要な占術の解説と使用法などを解説していきます。 各占術には、得手不得手があり、その特性を踏まえたうえで、有効的に活用するのがお勧めになります。
「占いが当たる」と言われるようになるのは、この特性を理解し、得意分野を適切な内容で質問することが大事になります。 不得意な分野を無理に占っても、質問内容が不適切であっても、占術のポテンシャルを発揮するのが難しく、占いがなかなか当たらないということにもなってしまいます。 占いの特性を理解しておくことは、占いを当てる際には必須事項と言うべきことでもあり、詳細な内容や対策を知る際にも大事な基本事項になります。
ただ占いがしたいというようなことにならないように、どのような事が知りたいのかという質問内容をはっきりさせ、 その内容にはどのような占術が適切なのかを事前に把握しておけると良いでしょう。
占いと暦の詳細解説
・四柱推命とは |
・風水とは |
・奇門遁甲とは |
・易 断易 周易 易経 梅花心易とは |
・姓名判断とは |
・西洋占星術とは |
・タロット占いとは |
・ルーン占いとは |
・手相とは |
・人相 顔相とは |
・家系カウンセリングとは |
占い解説
占いイメージ
■占いとは
「占」の字は、亀の甲羅を焼いて生じる亀裂を表す「卜」と、言葉を発する「口」とで構成されています。 古代中国では、神の言葉を亀の甲羅から聞き届ける宗教儀式を行っていました。 神の言葉を亀の甲羅を用いて知り、言葉で伝えるのが「占い」の起源になります。
現代では、様々な手法を用いて、未来や運勢、人の考えや心の在り方などを判断するもの全体を「占い」と呼びます。 占いは基本的にそれぞれの占術に基づく判断基準や理論、背景的思想や占法があります。 西洋の占いは心理学的背景を基盤とした占術が多いのに対し、東洋の占いは陰陽五行思想を背景にしたものが多くなります。 「占い」と「霊感」というものは別のものであり、占いとはその占術に精通してこそできるものであり、霊感とは生まれ持つ特殊な才であり、本当の霊感を持つ人は希少な存在となります。 占いは、大きく種類分けすると「命」「卜」「相」の三種類に分かれます。
占い 卜術
占い 命術
命(めい)とは、生年月日時などから、その人の持つ運命や宿命などを占うものとされます。 人の性格や人生の傾向、運勢の波を推察するものとされ、占いをする際の基本的な部分として重要な位置を占める占術が命術でもあります。
卜(ぼく)とは、占う事柄の行く末や背景などを占うものとされます。 過去の出来事や未来に訪れるであろう出来事、事の結末や状況などを考察します。 また、目に見えない心理的背景を占うのも卜術の分野であり、人が何を思い何を考えているのかを推察します。 卜術では、時間や方位、事象(出された物事)などを基本として占います。
相(そう)とは、目に見える形や事象、風景や環境などの良し悪しや、その環境や事象から受ける影響などを占うものとされます。 人や物の姿かたちの良し悪しを判断し、建物や土地の吉凶を判断する占術であり「相術」とも呼ばれています。
命卜相 | 占術 |
命術 | 四柱推命 西洋占星術 紫微斗数推命 九星気学 算命学 数秘術 |
卜術 | 周易 断易 梅花心易 太乙神数 六壬神課 奇門遁甲 ホラリー占星術 タロット占い ルーン占い カード占い 水晶占い |
相術 | 風水 姓名判断 家相 墓相 手相 人相 顔相 印相 |
■四柱推命とは
四柱推命とは、干支を用いた暦から年月日時の四柱を算出し、その組み合わせにて能力や運勢を読み解く術になります。 古代中国で生まれた陰陽五行思想を元に、干支を用いた暦が生まれ、人の出生時の年月日時の干支から性格や運勢を読み解きます。
四柱推命
■風水とは
風水とは、古代中国の思想であり都市建設や建築物、墓の建設をする際に土地の気の流れを判定する術になります。 土地の吉凶を読み解く「巒頭」と、天地の気の流れを判断する「理気」とがあります。 宅地を読む「陽宅風水」と、墓地を読む「陰宅風水」があります。
→風水とは
風水
■奇門遁甲とは
奇門遁甲とは、中国古来より伝わる三式(太乙式 遁甲式 六壬式)の一つであり、兵陰陽と呼ばれる軍事で使用される術になります。 戦略戦術面で方位の吉凶を推し量る術であり、現代では開運術に応用しています。 主に旅行や引っ越しの際に、運気を得る開運術として活用します。
奇門遁甲
■易 断易 周易 易経 梅花心易とは
周易とは、古代中国の伝説上の帝王「伏羲」によって八卦が考案され、周の「文王」が卦の説明を、その子「周公」が爻の説明をまとめたものとされています。 周易は、儒家の経典として体系化され、哲学書としての「易経」が確立されていくことになります。
易
■姓名判断とは
姓名判断は、姓と名の漢字の画数を元に吉凶の運勢を判断する術です。 姓名判断の基本な考え方は「名は体を表す」になります。 画数の良い姓名は、性格や運勢の良さを表し、努力の報われやすさや人との縁の良さ、潜在能力の豊かさに現れます。
姓名判断
■西洋占星術とは
西洋占星術とは、天体が地球や事象、人類に及ぼす影響を読み解き、その本質を掘り下げていく術になります。 人が生まれた瞬間や事が生じた瞬間に、天体がどのような配置であるかで、運命を読み解きます。 本質的な可能性や運勢の傾向、未来予測などをしていきます。
西洋占星術
■タロット占いとは
タロット占いとは、78枚のタロットカードを使用し、未来や目に見えないものを読み解く術になります。 西洋占術の一つであり、22枚の大アルカナと56枚の小アルカナから構成されます。 展開されたタロットカードから、質問への詳細な答えを導きます。
タロット占い
■ルーン占いとは
ルーン占いとは、ゲルマン人が用いたルーン文字を使い、神の声を聴く術になります。 主に、質問に対しての神からのアドバイスを聞く、というような用い方をされるのが一般的です。 25枚から成る、ルーンストーンやルーンカードを用いた術です。
ルーン占い
■手相とは
手相とは、手の色や形、手の肉厚や掌(手の平)に現れている線の状態を元に、その人の性格や潜在能力、健康状態や運勢の吉凶を判断する術です。 手に現れる様々な状態から、その人の状態や運勢を判断するため道具を必要としないのが特徴です。 その人の背景や運勢、状況などが手に現れるという考え方が基本になります。
→手相とは
手相
■人相 顔相とは
手相とは、手の色や形、手の肉厚や掌(手の平)に現れている線の状態を元に、その人の性格や潜在能力、健康状態や運勢の吉凶を判断する術です。 手に現れる様々な状態から、その人の状態や運勢を判断するため道具を必要としないのが特徴です。 その人の背景や運勢、状況などが手に現れるという考え方が基本になります。
人相 顔相
■家系カウンセリング
家系カウンセリングとは、家庭内の問題や、結婚問題に関しての原因を掘り下げ、解消することを目的とします。 家庭内で発生する問題が、家系内での誰が陽陰となっているのかを見極め、問題解消への術を模索します。 子孫が繁栄するための必須事項を確認できます。